Amazonの出品形態には小口出品と大口出品の2種類がある
Amazon出品用のアカウントを実際に作成する機会があったので手順をまとめてみました。
今回は①小口出品向けのアカウントを作成し、②作成したアカウントを小口出品から大口出品に変更する流れで大口出品の環境を整えてみました。
ちなみに小口出品と大口出品のおもな違いは下記の表の通りとなります。
項目 | 小口出品 | 大口出品 |
---|---|---|
出品できる商品 | Amazonサイトにすでに登録されている(Amazonのカタログに存在している)商品のみ | 基本的に自由(ただし一部制限あり) |
毎月の固定費用 | 無料 | 4,900円(税抜) |
基本成約料 | 1点につき100円 | 無料 |
販売手数料 | あり | あり |
出品方法 | 1品ずつ手動で登録する方法のみ | テキストファイルによる一括登録可能 |
小口出品だと毎月の固定費用はかかりませんが出品できる商品は限定されます。また1品ずつ出品設定が必要になるので商品数がある程度多くなると現実的に運営は不可能です。
他方で大口出品は規約の範囲内であればどのような商品でも出品できます。固定費用は必要となりますが一括登録できる恩恵を受けることができます。商品数が限定的でない限りはビジネスでの利用は大口出品を選択するのが現実的です。
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=1085246
Amazon小口出品用のアカウントを作成する
Amazon小口出品用のアカウント作成手順を簡単にまとめてみました。ちなみにアカウント作成は2017年1月におこないました。
手順1:Amazonサイトの任意の商品ページに移動し画面右下にある「マーケットプレイスに出品する」ボタンをクリックします。
※ ボタンのない商品ではおこなえません。
※ Amazonのアカウントをお持ちでない場合や購入用と出品用でアカウントを使い分けたい場合にはメールアドレス入力後に「初めて利用します」を選択して「サインイン」ボタンをクリックします。
実際にやってみた感想は
完了までの所要時間はわずか10分ほどでした。普通に購入用のアカウントを作成するのと比較してもそれほど時間差はありませんでした。思いのほか簡単だなーというのが実感です。
Amazonさんから電話がかかってくるステップがありますが、自動メッセージなのであまりプレッシャーを感じることなく応対できるかと思います。
ちなみにセラーセントラルに再ログインする場合には以下のURLからおこないます。(完了通知メールにも記載があります。)ログインに必要なメールアドレスとパスワードは手順2・3で設定した情報となります。
https://sellercentral.amazon.co.jp
次回は今回作成したアカウントを大口出品に切り替えてみます。