Amazon出品用のアカウントを作成してみた(小口出品)

68f2ff8ce6c4d3c384368feaecd41a23_s

Amazonの出品形態には小口出品と大口出品の2種類がある

Amazon出品用のアカウントを実際に作成する機会があったので手順をまとめてみました。

今回は①小口出品向けのアカウントを作成し、②作成したアカウントを小口出品から大口出品に変更する流れで大口出品の環境を整えてみました。

ちなみに小口出品と大口出品のおもな違いは下記の表の通りとなります。

項目 小口出品 大口出品
出品できる商品 Amazonサイトにすでに登録されている(Amazonのカタログに存在している)商品のみ 基本的に自由(ただし一部制限あり)
毎月の固定費用 無料 4,900円(税抜)
基本成約料 1点につき100円 無料
販売手数料 あり あり
出品方法 1品ずつ手動で登録する方法のみ テキストファイルによる一括登録可能

小口出品だと毎月の固定費用はかかりませんが出品できる商品は限定されます。また1品ずつ出品設定が必要になるので商品数がある程度多くなると現実的に運営は不可能です。

他方で大口出品は規約の範囲内であればどのような商品でも出品できます。固定費用は必要となりますが一括登録できる恩恵を受けることができます。商品数が限定的でない限りはビジネスでの利用は大口出品を選択するのが現実的です。

販売手数料とは基本成約料とは別に注文成約時に発生する手数料です。商品の販売価格×手数料率が販売手数料となります。手数料率は商品のカテゴリによって異なりますが、約8%~15%が一般的です。本・DVDなどは別途「カテゴリー成約料」なるものも発生しますので留意が必要です。
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=1085246

Amazon小口出品用のアカウントを作成する

Amazon小口出品用のアカウント作成手順を簡単にまとめてみました。ちなみにアカウント作成は2017年1月におこないました。

手順1:Amazonサイトの任意の商品ページに移動し画面右下にある「マーケットプレイスに出品する」ボタンをクリックします。

※ ボタンのない商品ではおこなえません。

20170129_1

手順2:サインイン画面が表示されます。Amazon購入用のアカウントと同じアカウントで出品される場合にはメールアドレスとパスワードを入力します。
※ Amazonのアカウントをお持ちでない場合や購入用と出品用でアカウントを使い分けたい場合にはメールアドレス入力後に「初めて利用します」を選択して「サインイン」ボタンをクリックします。

20170129_2

手順3:画面に従ってパスワードを入力します。最後に「アカウントの作成」ボタンをクリックします。

20170129_3

手順4:ここから出品に必要な情報の登録となります。最初に出品規約をよくお読みになったうえで同意手続きをおこないます。

20170129_4

手順5:決済用のクレジットカードの情報を入力します。

20170129_5

手順6:出品者の情報を入力します。

20170129_6

手順7:電話による本人確認画面が表示されます。電話番号および言語を確認後に「電話を受ける」ボタンをクリックすると登録した電話番号に即時Amazonから非通知で電話がかかってきます。自動音声によるご案内が流れますので、ボタンをクリックした時点で画面上に表示された数字4桁のPIN番号を伝えて通話を終了します。

20170129_7

手順8:認証が問題なく完了すると画面が自動的に下記のイメージに切り替わります。「出品開始」ボタンをクリックします。

20170129_8

手順9:セラーセントラル(出品管理画面)が表示されます。あわせてAmazonから完了通知メールが届きます。これで手続きは完了です!

20170129_9

実際にやってみた感想は

完了までの所要時間はわずか10分ほどでした。普通に購入用のアカウントを作成するのと比較してもそれほど時間差はありませんでした。思いのほか簡単だなーというのが実感です。

Amazonさんから電話がかかってくるステップがありますが、自動メッセージなのであまりプレッシャーを感じることなく応対できるかと思います。

ちなみにセラーセントラルに再ログインする場合には以下のURLからおこないます。(完了通知メールにも記載があります。)ログインに必要なメールアドレスとパスワードは手順2・3で設定した情報となります。

セラーセントラル
https://sellercentral.amazon.co.jp

次回は今回作成したアカウントを大口出品に切り替えてみます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする